鍋島焼き絵付け
2017年 09月 19日
前田先生の作品は、福岡アジア美術館とかに展示されてます。
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前田先生、佐賀県からレッスンに来てくれたんです、本場の職人さんの指導に期待しまくって、いざ相模大野へ。
カケた素焼きに先生が見本を描いてくれてから、「はい、やってみて」と。
1時間ほど先生の筆跡筆圧を真似て練習。
前田先生の線は勢いがあって生き生きして、細くて、早いのです。んで正確。
すっごく難しいです。
本番の生地に下絵を写します。職人さんが何枚も同じ絵を描く為に、桐灰で絵付けのカーボン紙のような物を作るのです。
今回それを使わせてもらいました。
呉須の濃淡のぼかし=濃(ダミ)っていうんですけど、濃が、濃が、これも超難しい!!筆跡が見えちゃうと濃はアウト
自然なふわぁ〜っとしたグラデーションを目指します。
先生お手製の付け濃の道具↑おしゃれ
中身は「伊右衛門」です。ペットボトルのお茶でもいいんですね!
付け濃は筆先1ミリか、2ミリかでぼかし具合が全然違います。
生きた線とムラのない濃作りに集中してたら4時間があっと言う間でした。
間違えた箇所は筆で擦ると消えます。写真は眉墨筆。
桃も薄い濃で塗ります。水かと思うくらい薄いのです。びっくり。
4時間でやっとここまでもっと描きたかったー!
焼きあがりが届いたら、またアップしますね。